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Date:  Mon, 24 Apr 2000 14:05:56 +0900
From:  Daichi Kohmoto <g941050@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp>
Subject:  [tenmon11:233] 桜も散ってしまいましたねえ・・・
To:  tenmon11@gfd00.ms.u-tokyo.ac.jp (tenmon11 ML)
Message-Id:  <3903D5EE.40B41F68@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp>
Posted:  Mon, 24 Apr 2000 14:04:46 +0900
X-Mail-Count: 00233

 こんにちは。会計の河本です。4月ももう気がつけば後半で、最近月日が経つ
のがとても早く感じるのは年取ったせいでしょうか。新歓活動も本格的に始ま
り、ますます多忙になるとは思いますが、皆さん私のように風邪などひかないよ
う、健康には十分留意して活動するようにして下さい。

 さて、今回は一連の2次会議論に加え、会計的に幾分誤解のある事項について
お話しなければなりません。会計は生憎といいましょうか、1人ですので、どう
しても今回自分の意見を言わざるを得ない立場に立たされてしまいました。元来
こういった話、議論は一対一でなされるのが道理というものでしょうが、今回は
前日に前会計でありかつ観測所会計である中村氏と話あったことをもとに、書き
ながらその内容をまとめてみたかったのでこういう形の弁明(弁明といったらこ
ちらが間違っていたような印象ですが、)をさせていただくことに相成りまし
た。ご容赦下さい。

観測会、2次会以降に掛かる費用について

天文部会計 河本大知(文責)
観測所会計 中村雄紀

 まず、結論から申し上げます。

・観測会にかかる一切の費用は天文部会計は負担しない。
・2次会以降に掛かる費用についても同様である。
・観測所会計的には利用者から利用費500円のみを徴収する。

 まず、観測会には当然機材を持っていきますが、機材を乗せた車は公用車では
ありません。その証拠として公用車手当ては一銭もでません。その根拠とは、観
測会に行く場合は、機材運営委員から機材を借りて持っていく訳ですが、その
際、万が一機材を壊してしまった場合に天文部会計は保証はいたしません。すべ
て観測会を行った人間、またはその車を運転していた者、または直接手を下して
破損した者がその一切を弁償しなければなりません。機材を借りている立場であ
りますから。ところが、通常行われる合宿では機材は公式行事として使用される
ため、また公用車を用いて運搬するため、そのような事態に、仮に陥ったとして
も天文部会計がすべてを弁償することになります。公用車というのは単に共有し
た目的で行われる行事に使用するという意味で使うのではなく、どちらかという
と目的はどうでもよく、公式か、公式でないか、機材の責任はどうなっているの
かによって決められるもので、それが公用車であるかどうかは会計が判断するこ
とです。

 今回の件ですが、果たして2台も必要であったのか、ということが一点。その
片方を公用車であると言い張っていることに疑問を感じるのが一点。通常高速道
路を使わないという過去の事例に反し、私も(使わない方に)同感であるという
ことが一点。この三点において問題があると思うのです。確かに新歓コンパから
2次会を経て翌日観測会があった訳で、その点に関しては大変であるということ
には私も賛成です。が、一歩引いて考えてみますとそんな状態で運転してもし事
故を起こした場合、機材はもとより人命の安全を考えていたのか非常に不安であ
るのです。不眠不休というのはがんばっている証ではありますけれども、第3者
から見た場合、非常に恐ろしく思う訳です。いくら前述のように負担しない、と
は言えども、そういう事態を招いてしまうとこちらも病院などに動かざるを得な
くなります。

 前回合宿地下見に掛かった費用をお支払いしたのを当然覚えているかと思いま
す。しかし、あれは「正しい判断」ではなかったのです。そうでなければ、一部
の方からご指摘を受けたように、何回でも公費で旅行に行くことができることに
なってしまいます。この点に関しては私も非常に反省しております。合宿地下見
をする場合はあらかじめ私にどれだけの人数が何処までどれくらいの費用でもっ
て言ってくるかをまず相談すべきなのです。事後に言われましても、それが果た
して適切な下見であるかどうかは私も即座に判断できよう筈もありません。これ
から下見に行くときは以上の事に気をつけていただけたらと思います。ただ、事
前に言って頂いてもお断りすることもあります。ご了承下さい。

 最近思うのですが、部員のみなさんはお金を使うことしか考えていないように
思うのです。これは果たしてどれだけの人の苦労をもってして貯蓄されたお金で
あるかということを考えると、そう頻繁に使うこともありませんし、請求しよう
と思うこともないでしょう。現に新歓費用は食いつくし、今となっては天文部の
財源を容赦無く減らしている状況であります。だからと言って何も買わない、と
いっているのでは無いということはもう既にお分かりかと思うのですが。ただ、
一歩立ち止まって頂いて、本当にいいのだろうか、と省みるということを忘れて
はいけないのではないか、と思うのです。

 最近では2次会問題で白熱しているようですが、実際問題、私を例にしまして
も、もう29日の11コンパにぎりぎり行くことができるような金額しか手元に
はありません。私と同様の方も大勢いらっしゃるのではないかと思います。特に
2次会に参加している方々はもっとお金の減り具合が大きいかと思います。そう
いう立場で物をみると、今回の新歓観測会の費用も出そうかなと思うときもあり
ます。ですが、私は会計という立場から、今回の件については支払うことはでき
ません。ついでに言うなれば、もっと大切なものに気をつけて頂きたいと思うの
です。(それは命であったりするわけですが。)

 私は前に「正しい判断」という風にカギ括弧をつけました。これは、正しい、
という言葉が如何に粗雑に使われているかを非難してのことです。正しい、とい
う言葉はそういう意味であまり使いたくはないのですが、前回自分が間違った判
断をしたという意味で使わざるを得ませんでした。何事も議論すべき時には論拠
というものが必要になるわけですが、その論拠が正しいのかどうかは十分に考慮
するべきだと私は考えているわけです。こういう意味で、上の文書に何か異議の
ある方は建設的な意見であることをお願いしたいのです。

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 一部に私的感情が走った部分や、うまく自分の気持ちを表現できなかった部分
もあります。ですが、意見とはそういうもので、一回では到底議論し尽くせませ
ん。そういう意味で、このメールに対する如何なるレスも私は歓迎致します。た
だし、それは先ほども申し上げたように、建設的な意見であることが前提となり
ます。私自身が建設的な意見を述べた、などという傲慢なことはこれっぽっちも
思っていないといことを付けたし、強調して私の意見としたいと思います。



2000/04/24  文責:天文部会計 河本大知