浦越です。
標記の件について、新歓合宿などで、
11のみなさんにはお世話になったので、報告します。
経緯を概観すると、浦越の実習課題で、
「風速10mの風が10分間与えられる。
これを、エネルギー変換装置から5m離れた点で
水の位置エネルギーに換えよ。
ただし、研究・開発・制作費は1万円とする。」
水の位置エネルギーに換えるとは、
水を低いところから高いところに持ち上げるということ。
という、課題がでたため、
11皆さんをはじめ先輩諸兄に作戦を練ってもらったというものでした。
都合上、風力発電は避けられず、その仕組み、
あるいは、水をくみ上げるシステムについて考えてもらい、
11会議の結論としては、マブチ−モータなどを発電機代わりに使い、
スクリューポンプ(らせんポンプ)でくみ上げるという結論でした。
らせんポンプについては、
http://www.kubota-pump.com/pumpgate/oldmail.html#1018
をご覧ください。
本日、5チームで競い合う発表会がありました。
結果発表 パフォーマンス部門 揚水量×高さ
順位 一次変換 - 5mの伝達方式 - くみ上げ方式
1位 風車回転 - ひも - ベルトコンベアくみ上げ (揚水量トップ)
2位 風車回転 - 釣糸 - 滑車でバケツを持ち上げる (高さトップ)
3位 風車回転 - ひも - 水車
4位 風力発電 - 電気 - 石油ポンプ(既製品)
5位 風力発電 - 電気 - らせんポンプ(自作)
あっ、うちのグループ、最下位だ・・・・・・
やっぱ、回転のエネルギーをそのままくみ上げる動力に使わず、
いったん電気に換えて、また、動力に換えるという、
煩雑な工程で、ロスが大きくなっちゃったかな。
しかし、安定性、工作技術、ポンプ効率、拡張性などが評価され、
アイデア賞・製作技術賞・デザイン賞のいわゆる三賞のうち、
前二者を独占しました! パチ パチ パチ
デザイン賞は、1位のチームが獲得しました。
三賞独占ならず・・・・・・
特に、システムの安定性は抜群で、他の4グループは
測定時間中にメンテナンスをやらざるをえなくなり、
10分間の連続運転ができなかったのに対し、
当グループは、スタート以降故障なしに定常運転が可能でした。
また、拡張性も大きく、1位から3位を占めた紐や糸で伝送する方式は、
片方に巻きつけられた糸をもう片方で巻き取るというもので、
どうしても、全部巻き終えたあとには、人の手が必要になります。
もちろん、当該課題については、最適化されているといえ、
これはこれで評価対象ですが、
それ以上に、発電によって、
endlessに運転が可能であることが評価されました。
教官からは、
「アイデア、製作技術、共に優れているのになぜ最下位なの?」
と疑問の声も。
その後、クラスみんなで指導教官を交えて打ち上げをし、
ただいま、頭がふらふらです・・・・・・
もち、教官の方々のポケットマネー ごちそうさまです!
以上、11のみなさん、ご指導ありがとうございました。
東京大学工学部システム創成学科
環境・エネルギーコース 3年
浦越 拓野
mailto:t10748@mail.ecc.u-tokyo.ac.jp