江野口です。
先日質問メールを流しましたが、衛星に積む光学系は検討の結果、
「ガラスのレンズ」ということになりました。
プラスチックレンズは熱膨張率、屈折率の温度依存性、埃がつく(静電気を帯びる)
その他の理由で却下。
反射式はちょっと絵を描けば分かるが、光軸がずれる(何cmもずれる!)と主鏡から
反射していった光が再び戻ってくることはない。つまり映らない。
->光学系支持部を堅牢にする必要あり
->どうやって伸展させるのか?鏡が軽くても支持部が重いぞ?
というわけでとりあえず却下。
-------------------------------
というわけでした。でも、「こんなのはどうだ?」「これはおかしくね?」などとい
ったことが
あれば、Welcomeです。
P.S.今日は西高島平駅近く、荒川河川敷でモデルロケットを打ち上げてきました。
ライセンスを持っていた人がいないので推力8Nという小さなものでしたが、
ものすごい初速度(要するに機体が軽い)で迫力がありました。
(45度斜方射出で水平到達距離47m)
ゴルフスイングをしていたおじさんが寄ってきて勝手にカウントダウンを始め
たうえに、
「声が小さいなあ」と不平をもらしたりして中々稀有の経験をしました。
*******************************
東京大学工学部航空宇宙工学科3年
江野口 章人 ( Enokuchi Akito )
enochiki@spn1.speednet.ne.jp
*******************************