平松です。
カナリア諸島でのしし座流星群観測を終え、今日帰ってきました。
観測としては、まずまずの成功と言えると思います。アメリカでは
暗いのばかりだったという報告もあり、日本でもそれほどではなかった
ということなので、地上部隊としてはカナリア組の一人勝ち、みたいです。
流星痕同時観測キャンペーン参加者3名とライブ!レオニズ メンバー1名とともに、
スペイン・カナリア諸島・テネリフェ島で観測してきました。スペインとはいえ
北緯28度(沖縄くらいの緯度)で、隣りはアフリカ・モロッコという遠隔地です。
僕たちのチームは、流星と流星痕の紫外線領域での分光を目標にしてました。
紫外線が大気に吸収される割合をできるだけ減らすため、僕らは標高2150mくら
いまで登りました。観測当日は標高を稼いだこともあってまずまず晴れてたので
すが、ピーク時間帯(19日UT4:00頃)になると高層雲が出てきて、一時は全天雲に
覆われ、もうダメか、と思うこともありました。それでも一時間くらい後に
何とか雲が切れてきて、観測再開することができました。強烈な満月の明かりと、
「暗いのが多い」と言う事前の予想通り、見た感じではそれほどの大出現では
無かったんではないか、と思います。去年の日本のほうが絶対すごかった。
我々の目的である流星痕もUT6:00頃に2つ出て、何とか分光観測できました。
曇ったころにはかなり諦めモードだったので、結果を得ることができて本当に
ほっとしてます。結果を得られなかったのに旅費だけ出してもらうのはなんとも
心苦しいですからね。
アメリカでは流星痕がゼロだったらしいです。米国ツアーに某広報普及室のW.J.
氏が行っていることを考えると、彼のジンクスがより強固に実証されてしまった
ようで、何とも言葉がありません。
デジカメで撮った写真が200枚ほどと、一眼レフで撮った写真が40枚くらいあり
ます。流星が写っている写真も数枚あるので、第2体育館あたりでお披露目致し
ます。いろいろと土産話もあるし。時間が取れれば観測旅行記でも書いて web
に載せようかな、とも思ってますが。
では、第一報としてはこのへんで。また第2体育館で会いましょう。
今年の作業の進捗状況はどんなもんでしょうか?
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東京大学理学部天文学科4年
平松 正顕 HIRAMATSU Masaaki
s12009@astron.s.u-tokyo.ac.jp
11maty@par.odn.ne.jp
http://www2.odn.ne.jp/celestial/index.html
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